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渡辺杏果
マッチングアプリで知り合った男性から約2700万円をだまし取ったとして、愛知県警は20日、住居不定、無職渡辺真衣容疑者(25)=詐欺幇助(ほうじょ)罪で起訴=を詐欺の疑いで再逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
中署によると、渡辺容疑者はSNSで「頂き女子りりちゃん」を名乗り、「パパ活」をする女性に指南していた。自身も5年ほど前から、アプリで知り合った男性から送金を受け、県警は総額が数億円に及ぶとみている。なかには約1億円を振り込んだ男性もいたという。
再逮捕容疑は、マッチングアプリで今年4月ごろ知り合った茨城県の団体職員の男性(50)に好意を抱かせ、「アパレル会社を起業するために知人から借金をしている。返さなければ風俗店で働く必要があり、同棲(どうせい)もできない」などとうそを言い、5月に計約2700万円を送金させてだまし取ったというもの。
男性は振り込み後も金をだまし取られたことに気づいていなかったという。
渡辺容疑者は、現金をだまし取る方法が記載されたマニュアルを「頂き女子の参考書~お金を頂くための設定と極秘会話法~」などの題名で販売していた。県警の捜査で、1千人以上に販売して約2千万円の売り上げがあったことが判明。県警は遊興費などにあてていたとみて実態の解明を進める。(渡辺杏果)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル